2012年08月04日

夏の日の別れに

高校の担任だった先生が亡くなられました。

卒業以来会ってなかったから、先生が享年72歳と聞いて、びっくり。
私たちも歳をとったんだから当たり前よねと。


通夜に参列し、先生のことを思い出してました。

現国の先生でしたが、頑固で厳しいというイメージ。
特に国語の記述問題は私にとってはきつかった
英語科の皆さんは国語力の高い、自分の意見考えを、文章にできる人が多かったなあ。
先生の国語の授業だけは、ぼーっとなんてできなかったです。
こわかったし

あとは、私にとって先生は、自分自身を見つめ直す大きなきっかけをくださいました。

交換留学で二年の春
十人の生徒の一人としてアメリカに1ヶ月行くと決まったあと
先生から
『十人のうちきちんとアメリカでホームステイできるか心配なのは角田一人だけです。基本的生活習慣ができてません。』
ときっぱり私と母の前で言われました。

これには大ショック
あまりにショックで胃腸炎になった私。 

でも先生の言葉がきっかけで、今までいかに親に甘えたわがままな生活を送っていたか
心から反省をし、
生活を見直しました。

私は今日は、あの時の言葉を思い出し 先生に お礼を言いました。

お別れはとても辛いけれど、今回はクラスのみんなの近況が知れたり、連絡をとりあえたのは、先生のおかげですね。

近々 原先生を偲ぶ会をみんなで集まってやりましょうって話しました。





  


Posted by てん at 22:07Comments(0)